CA19-9 腫瘍マーカー検査
検査の目的:CA19-9の量で主に消化器系の臓器の状態を調べる
CA19-9は,正常組織中の唾液腺,胆管,気管支腺などに存在しており、消化器癌,特に膵・胆のう・胆管癌において高い陽性率を示します。
そのため、癌の診断補助,治療経過及び再発のモニターとして有効と言われています。
しかし、このマーカーは、ある臓器に特異的に陽性になるわけではなく、その他の消化器癌(胃癌・大腸癌),肺癌,乳癌などでも陽性を示すことがあります。
また、胆石、慢性膵炎、慢性肝炎などの良性疾患でも陽性を示すことがあります。
なお、日本人の4~10%の人はこの糖鎖を体内で合成できないため、CA19-9が限りなく低値になります。
◆CA19-9 腫瘍マーカー検査◆
2012-06-12 22:34
検査項目の詳細
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